
疲労科学研究 所
疲労科学研究所


指輪型脈波センサーを用いた自律神経機能評価アプリケーション

MedVigilance Inc. × 株式会社FMCC × 株式会社疲労科学研究所

「VM700-FyRing」は、指輪型脈波センサーを装着し、指先の脈波から得られるPP間隔を解析することにより、自律神経の状態やその変化を連続して確認できる自律神経機能評価システムです。
計測器には、MedVigilance株式会社から提供を受けたスマートリング「FyRing」を使用しています。指先の脈波信号を取得し、脈波のピーク間隔であるPP間隔を算出します。算出したPP間隔データにアップサンプリングおよびノイズ低減処理を施したうえで、最大エントロピー法による周波数解析を行います。
取得したデータは、株式会社FMCCが開発した最大エントロピー法による自律神経解析ソフト「MEM-FMCC」を用いて解析し、心拍数、自律神経活動、自律神経バランスなどの指標として、スマートフォンまたはタブレットにリアルタイムで表示します。





指輪型計測器のセンサーを装着。スマホ
で連続した自律神経データをリアルタイム
でチェック可能。また、計測データはエク
セルファイルで出力でき、臨床研究など広
く活用できます。
VM700FyRingは、脈波計測でありながら信
頼性(※1)の高い評価が可能です 。(医療
機関の診断に代わるものにはなりません。)
※1. 心電計(RF-ECG)との精度検証を実施。
心拍間隔について高い正の相関性数を実現。
自律神経活動指数を偏差値化することによ
り、どの年齢でも共通の指数として表示
(特許取得)。記憶力、集中力との関係につい
ても特許技術を活用することができます。

株式会社FSLが提供する専用アプリケーションVM700FyRingは、
疲労科学、自律神経機能評価の第一人者である、
大阪大学大学院医学系研究科 招へい教授 倉恒先生の開発したアプリです。

倉恒弘彦先生のプロフィール
1955年生まれ。
大阪公立大学医学部客員教授として、
疲労クリニカルセンターにて2025年まで診療。
大阪大学大学院医学系研究科 招へい教授。
日本疲労化学会理事。著書に『危ない慢性疲労』(NHK出版)ほか。

1. 分析コンセプト:
「指先で“いつでもどこでも”自律神経を見える化」
VM700-FyRingは、指輪型センサーの装着しやすさを活かし、安静時だけでなく、仕事、学習、運動、休憩、リラクゼーション、睡眠など日常のさまざまな場面で脈波を連続して測定できます。
取得した間隔を解析し、自律神経活動や自律神経バランスの変化をスマートフォンまたはタブレットにリアルタイムで表示します。日常の行動と自律神経の変化との関係を確認するための「行動生理連続モニタリング」に活用できます。
※測定には、インターネットに接続できるスマートフォンまたはタブレットが必要です。

2. 当社既存製品との比較と位置づけ
●ヒロミル ー疲労・ストレス スキャン
スマートフォンのカメラに指先を当てて脈波を60Hzで測定します。専用の測定器を必要とせず、短時間で自律神経の状態を確認できることが可能です。
●MiKuHa-FSL
耳たぶにミズノ社製 MiKuHa(脈波センサー)を装着して測定します。脈波信号を375Hzで取得し、測定中の自律神経指標をリアルタイムで確認できます。運動、アロマ、鍼灸などの実施前後における自律神経の変化の評価に活用できます。
●マイビート-FMCC
胸部にユニオンツール社「myBeat心拍センサ」を装着し、心拍信号を1000Hzで取得します。安静時の測定に加え、メモリーモードを利用して心拍間隔を長時間記録し、1日の活動時や睡眠時における自律神経の変化を解析できます。
●VM700-FyRing(本装置)
指輪型脈波センサーを装着して脈波信号をで取得し、PP間隔を算出します。装着しやすい指輪型センサーを用いることで、日常生活、仕事、学習、運動、休憩、リラクゼーション、睡眠などさまざまな場面における自律神経の変化を連続して確認できます。

3. 測定方法と自律神経機能評価
-
VM700-FyRingでは、MiKuHa-FSLで使用している自律神経機能評価アプリを採用しています。指輪型脈波センサーを装着し、日常生活のさまざまな場面における自律神経の状態や変化を確認できます。
・フラグを使った測定方法(例)
① VM700-FyRingを指に装着して測定を開始します。
②自律神経指標が画面に表示された後、自律神経の状態を確認したい時点でフラグを立てます。
③フラグを立てた後、2分以上測定を続けます。
④測定終了ボタンを押して測定を終了します。
・測定履歴からフラグを選択すると、自律神経機能の評価結果を確認できます。
この方法により、任意の時点における自律神経機能を評価できます。
〇さらに、フラグを利用することで、仕事、学習、運動、休憩、アロマ、ストレッチなどを行う
前後の自律神経の状態を評価できます。
〇評価したい行動や取り組み(以下「介入」といいます)の前後における変化を比較する場合は、次の手順で可能です。
1.介入前から測定を開始します。
2.自律神経指標が表示された後にフラグ1を立て、そのまま2分以上測定します。
3.介入を開始する時点でフラグ2を立てます。
4.介入が終了した時点でフラグ3を立てます。
5.介入終了後も2分以上測定を続けてから、測定を終了します。
以上の計測により仕事、学習、運動、休憩、アロマ、ストレッチなどを行う前後における自律神経機能の変化を確認で
きます。
フラグの設定例
・フラグ1:介入前の測定時(自律神経指標が表示された後)
・フラグ2:介入開始時
・フラグ3:介入終了時
主な表示項目
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心拍数(HR)
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LF
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HF
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自律神経バランス(LF/HF)
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自律神経活動(TP)
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自律神経偏差値(D-SCORE)
測定中は、心拍数や自律神経指標の経時的な変化が、スマートフォンまたはタブレットにグラフで表示されます。
測定終了後には、フラグを立てた時点の自律神経機能の評価結果を確認できます。また、測定データをCSV形式で出力し、Excelなどで詳しく確認することもできます。

4.仕組みと特徴
VM700-FyRingでは、指輪型脈波センサーを用いて、指先の脈波信号を100Hzで取得します。取得した脈波信号から、脈波のピーク間隔であるPP間隔を算出します。
算出した間隔データにアップサンプリングおよびノイズ低減処理を施したうえで、株式会社が開発した最大エントロピー法による周波数解析を行い、心拍数、自律神経活動、自律神経バランスなどの指標を算出します。
当社の比較検証では、VM700-FyRingから得られたPP間隔は、心電図から得られた間隔との間に高い相関を示し、従来のスマートフォンカメラを用いたヒロミルと比較して、より安定した心拍間隔データが得られることを確認しています。
主な特徴
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指輪型センサーのため装着しやすく、測定中のセンサーの位置ずれが生じにくい
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自律神経活動や自律神経バランスの変化をリアルタイムで確認できる
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フラグ機能を利用して、特定の行動や取り組みを行う前後の変化を比較できる
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日常生活の緊張や集中、睡眠時の自律神経機能の変化を可視化できる
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測定結果をCSV形式で出力し、Excelなどを用いて詳しく分析できる
主な活用例
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アロマ、ストレッチ、ヨガ、瞑想などを行う前後の自律神経機能の変化
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運動やスポーツにおける集中、緊張、休憩などに伴う変化
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仕事や学習中における自律神経活動の経時的な変化
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休憩やリラクゼーションによる自律神経機能の変化
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健康関連商品やサービスを利用する前後の変化
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睡眠時の自律神経活動の経時的な変化
VM700-FyRingは、日常の行動と自律神経機能の変化との関係を確認し、自分に適した活動方法やリラクゼーション方法を知るための参考として活用できます。
・より手軽に使える簡易バージョンを開発中
現在、VM700-FyRingでは、一般の方にも自律神経の状態を手軽に短時間計測で確認していただける簡易バージョンを開発しています。
簡易バージョンでは、「ヒロミル 疲労・ストレススキャン」と同様の分かりやすい画面を採用し、簡単な問診と睡眠時間を入力した後、指輪型センサーを装着して60秒間測定します。
測定終了後には、自律神経活動や自律神経バランスなどの結果を分かりやすく表示するとともに、測定結果に応じたコメントや、これまでの測定結果の推移を確認できる予定です。
指輪型センサーによる安定した脈波測定と、ヒロミルの分かりやすい結果表示を組み合わせることで、毎日の健康管理により手軽に活用できるアプリを目指しています。簡易バージョンの提供開始時期など、詳細については、決まり次第お知らせします。


〔重要事項〕健康サービスとしての位置づけ
VM700-FyRingは、健康の維持・増進を目的として、自律神経の状態やその変化を確認するための非医療機器です。
本製品およびサービスは、疾病の診断、治療または予防を目的とするものではなく、医療機関による診断に代わるものではありません。体調に不安がある場合や症状が続く場合は、医療機関にご相談ください。

5.対応環境
●Android 7.0以上
●Bluetooth対応スマートフォン・タブレット
●計測時、インターネット接続が必要です。
(機種・OSにより利用不可となる場合があります)

6.アプリの利用方法
1.アプリストアから「VM700-FyRing」で検索
2.または下記のQRコードからアクセス
3.ダウンロード・インストール
4.測定器登録 → 測定開始
取扱説明書で確認できる内容(例)
●Bluetooth設定
●アプリ起動と測定器登録
●顧客登録・測定開始/終了
●測定履歴・フラグの確認
●使い方・注意点・データ活用法


7. 保証について
取扱説明書に以下が記載されていますので必ずご確認ください。
●スマートリング(Fy Ring)の保証:MedVigilance社の取扱説明書を参照
●アプリ(VM700-FyRing)の問合せ:株式会社疲労科学研究所(FSL)
